FP2級の過去問を解こう(2024年5月)「法定相続人」

親子 FP

今回のテーマは、「法定相続人」である。

それでは、「ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級 学科試験(2024年5月26日実施)」で出題された過去問にチャレンジしてみよう。

ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級 学科試験(2024年5月26日実施)問題53

問題 53
下記<親族関係図>において、Aさんの相続が開始した場合の法定相続人として、最も適切なものはどれか。なお、子Dさんは、Aさんの相続開始前に死亡しており、相続の放棄をした者はいないものとする。

1.妻Cさん、子Fさん、子Gさんの計3名
2.妻Cさん、子Eさん、子Fさん、子Gさんの計4名
3.妻Cさん、子Eさん、子Fさん、子Gさん、孫Iさんの計5名
4.妻Cさん、子Eさん、子Fさん、子Gさん、子Dさんの夫Hさん、孫Iさんの計6名

一般社団法人 金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級 学科試験(2024年5月26日実施)

正解:3

それでは、問題を検討していこう。

被相続人の配偶者は、常に相続人となる。(民法890条)
→妻Cさん

被相続人の子は、相続人となる。(同887条1項)
→子Eさん、子Fさん、子Gさん

被相続人のが、相続の開始以前に死亡したとき、又は相続人の欠格の規定に該当し、若しくは廃除によって、その相続権を失ったときは、その者の子がこれを代襲して相続人となる。(同条887条2項)
→孫Iさん

したがって、妻Cさん、子Eさん、子Fさん、子Gさん、孫Iさんの計5名となる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました