FP3級の過去問を解こう(2024年5月)「リスク管理」

生命保険 FP

今回のテーマは、「リスク管理」である。

それでは、「ファイナンシャル・プランニング技能検定 3級 学科試験(2024年5月26日実施)」で出題された過去問にチャレンジしてみよう。

ファイナンシャル・プランニング技能検定 3級 学科試験(2024年5月26日実施)【第1問】(6) ~ (7)

【第1問】 次の各文章(6)~(7)を読んで、正しいものまたは適切なものには〇で、誤っているものまたは不適切なものには✖で答えなさい。

(6) 払済保険とは、一般に、現在契約している生命保険の保険料の払込みを中止し、その時点での解約返戻金相当額を基に、元の契約の保険金額を変えずに一時払いの定期保険に変更する制度である。
(7) 定期保険は、被保険者が保険期間満了まで生存した場合、死亡保険金と同額の満期保険金が支払われる保険である。

一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 3級 学科試験(2024年5月26日実施)問題指示文一部改変

正解(6)  ✖(7)  ✖

それでは、各問を検討していこう。
問題は、特に指示のない限り、2023年4月1日現在施行されている法令等により出題されているが、本稿では正解及び解説は執筆時点で施行されている法令等に基づいて執筆する。

(6)  ✖

払済保険とは、保険料の払込みを中止し、変更時の解約払戻金を一時払の保険料に充当して今までの契約の保険期間を変えずに保障額の少ない保険に変更できる制度である。

(7)  ✖

定期保険とは、保険期間中に死亡あるいは高度障害状態になった場合に所定の保険金を受け取れるタイプの保険です。原則として、満期保険金はなく、保険料は掛け捨てとなる

保険金は一時金としてまとめて受け取るタイプや、年金形式で受け取るタイプがある。保険商品や契約内容によって受け取り方や保険金額が異なる。

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