今回のテーマは、「フラット35(買取型)」である。
それでは、「ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級 学科試験(2025年5月25日実施)」で出題された過去問にチャレンジしてみよう。
ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級 学科試験(2025年5月25日実施)問題9
問題 9
住宅金融支援機構と金融機関が提携した住宅ローンであるフラット35(買取型)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.フラット35の借入金利は、住宅金融支援機構が借入期間や借入金額に応じて決定しており、取扱金融機関によって異なることはない。
2.フラット35の融資額の上限は、住宅の建設費または購入価額以内で、最高1億円である。
3.フラット35の融資対象となる一戸建て住宅は、住宅金融支援機構が定めた技術基準に適合し、かつ、床面積が70m2以上の住宅である。
4.フラット35の利用者向けインターネットサービスである「住・My Note」を利用して繰上げ返済する場合、一部繰上げ返済の最低返済額は100万円である。
正解:3
1.誤り。
フラット35は「全期間固定金利」ですが、金利は各金融機関が個別に設定しているため、金融機関によって異なる。
住宅金融支援機構が一律に金利を決めているわけではない。
2 誤り。
フラット35の融資額の上限は、8,000万円が原則である(住宅価格以内で、1万円単位)。
3 正しい。
フラット35の融資対象となる一戸建て住宅は、住宅金融支援機構が定めた技術基準に適合し、かつ、床面積が70m²以上の住宅である。
対象となる住宅・技術基準
4 誤り。
フラット35では、「住・My Note(じゅう・マイノート)」を使えば、一部繰上げ返済の最低金額は10万円から可能である。
住・My Noteでできること
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