今回のテーマは、「少額短期保険」である。
それでは、「ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級 学科試験(2024年9月8日実施)」で出題された過去問にチャレンジしてみよう。
ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級 学科試験(2024年9月8日実施)問題11
問題 11
少額短期保険に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.少額短期保険では、被保険者1人につき引き受けることができる保険金額の合計額は、原則として、1,500万円が上限とされる。
2.少額短期保険業者が取り扱う保険契約は、その保障内容に応じて、生命保険契約者保護機構または損害保険契約者保護機構の保護の対象となる。
3.少額短期保険の保険料は、所得税の生命保険料控除や地震保険料控除の対象とならない。
4.少額短期保険の保険期間は、傷害疾病保険では1年、生命保険および損害保険では2年が上限である。
一般社団法人 金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級 学科試験(2024年9月8日実施)
正解:3
それでは、問題を検討していこう。
1 誤り。
被保険者1人につき、保険金額の総額は原則1,000万円である。
2 誤り。
少額短期保険業者の扱う保険契約は、保険契約者保護機構の対象外である。
3 正しい。
少額短期保険業者に支払った保険料は、生命保険料控除や地震保険料控除の対象にならない。
4 誤り。
少額短期保険の保険期間は、損害保険では2年、生命保険および医療保険(傷害疾病保険)では1年が上限である。
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