【FP1級】2026年1月「6つの係数」

FP

今回のテーマは、「6つの係数」である。

ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級 学科試験<基礎編>(2026年5月24日実施)

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正解は2です。

【前提知識】
6つの係数

終価係数 現在の額を一定の利率で運用した場合の将来の額を求める。
現価係数 将来の必要金額を得るために、一定の利率で運用する場合の現在の必要金額を求める。
年金終価係数 毎年の積立額から将来の積立合計額を求める。
減債基金係数 目標額を貯めるために必要な毎年の積立額を求める。
年金現価係数 目標の年金額を受け取るために必要な年金原資を求める。
資本回収係数 保有資金額を毎年の年金として受け取れる額を求める。

6つの係数の逆数

一時金運用の将来&現在を計算 終価係数&現価係数
積立て運用の将来&現在を計算 年金終価係数&減債基金係数
取崩し運用の将来&現在を計算 資本回収係数&年金現価係数


この問題のポイントは、「60歳時点の必要額」を求めるために、期間を2つに分割してそれぞれの現在価値(60歳時点)を計算し、合算することである。

ステップ1:60歳から65歳までの5年間の資金(60歳時点)

60歳から5年間、毎年80万円を取り崩すために、60歳時点で必要な元本を計算する。

「毎年一定額を取り崩すために必要な元本」を求めるには、年金現価係数を使用する。

使用する係数: 5年の年金現価係数 = 4.5797

$$80\text{万円} \times 4.5797 = 366.376\text{万円}$$

ステップ2:65歳から85歳までの20年間の資金(60歳時点)

この問題のひねりがある部分である。2段階で計算する。

① まず「65歳時点」で必要な額を計算する

65歳から20年間、毎年120万円を取り崩すために、65歳時点でいくらあればよいかを求める。

使用する係数: 20年の年金現価係数 = 14.8775

$$120\text{万円} \times 14.8775 = 1,785.3\text{万円}$$

② 「65歳時点の1,785.3万円」を「60歳時点」の価値に割り戻す

65歳時点で1,785.3万円を用意するためには、5年前の60歳時点でいくら預けておけばよいかを求める。

「将来の目標額のために、現時点で必要な元本」を求めるには、現価係数を使用する。

使用する係数: 5年の現価係数 = 0.8626

$$1,785.3 \times 0.8626 = 1,539.99978$$

合計と端数処理

ステップ1とステップ2で求めた「60歳時点の金額」を合計する。

$366.376 + 1,539.99978 = 1,906.37578$ 万円

問題文の指示に「計算結果は万円未満を切り上げ」とある。

したがって、選択肢 2) 1,907万円 が正解となる。

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