今回のテーマは、「総合福祉団体定期保険・団体定期保険」である。
それでは、「ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級 学科試験(2024年1月28日実施)」で出題された過去問にチャレンジしてみよう。
ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級 学科試験(2024年1月28日実施)問題 13
問題 13
総合福祉団体定期保険および団体定期保険(Bグループ保険)の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.総合福祉団体定期保険は、企業(団体)が保険料を負担し、従業員等を被保険者とする1年更新の定期保険である。
2.総合福祉団体定期保険のヒューマン・ヴァリュー特約では、被保険者である従業員等が不慮の事故によって身体に障害を受けた場合や傷害の治療を目的として入院した場合に、所定の保険金が従業員等に支払われる。
3.団体定期保険(Bグループ保険)は、従業員等が任意に加入する1年更新の定期保険であり、毎年、保険金額を所定の範囲内で見直すことができる。
4.団体定期保険(Bグループ保険)の加入に際して、医師の診査は不要である。
一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級 学科試験(2024年1月28日実施)
正解:2
それでは、問題を検討していこう。
なお、問題は、特に指示のない限り、2023年10月1日現在施行の法令等に基づいて出願されているが、正解及び解説は、執筆時点の法令等に基づいて執筆する。
1 正しい。
総合福祉団体定期保険は、企業(団体)が保険料を負担し、従業員等を被保険者とする1年更新の定期保険である。
2 誤り。
ヒューマン・ヴァリュー特約
従業員の死亡に伴う経済的損失を準備するための特約である。受取人は企業に限定されている。
(類題)ヒューマン・ヴァリュー特約を付加した場合、当該特約の死亡保険金受取人は法人となる。〇
2級 学科試験(2023年9月10日実施)問題 14ー4
3 正しい。
団体定期保険(Bグループ保険)は、従業員等が任意に加入する1年更新の定期保険であり、毎年、保険金額を所定の範囲内で見直すことができる。
4 正しい。
団体定期保険(Bグループ保険)の加入に際して、医師の診査は不要である。
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