今回のテーマは、「金融資産運用」である。
それでは、「ファイナンシャル・プランニング技能検定 3級 学科試験(2024年5月26日実施)」で出題された過去問にチャレンジしてみよう。
ファイナンシャル・プランニング技能検定 3級 学科試験(2024年5月26日実施)【第1問】(6) ~ (7)
【第1問】 次の各文章(11)~(12)を読んで、正しいものまたは適切なものには〇で、誤っているものまたは不適切なものには✖で答えなさい。
(11) 国内総生産(GDP)は、国内で一定期間内に生産されたモノやサービスの付加価値の合計額を示すものである。
(12) 投資信託を購入する際には、購入時手数料とあわせて、1カ月分の運用管理費用(信託報酬)を支払う必要がある。
一般社団法人 金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 3級 学科試験(2024年5月26日実施)問題指示文一部改変
正解: | (11) 〇 | (12) ✖ |
それでは、各問を検討していこう。
(11) 〇
GDP(国内総生産)とは
国の経済力の大きさを表す代表的な経済指標である。一定期間内に国内の経済活動によって生み出された財・サービスといった付加価値の合計となる。
(12) ✖
投資信託のコスト
投資信託を購入する際、投資家は販売会社に「購入時手数料」を支払う。
加えて、運用期間中は信託財産から間接的に「運用管理費用(信託報酬)」が差し引かれる。これは運用管理にかかる費用などをまかなうもので、運用会社・販売会社・信託銀行の3者で配分される。
さらに信託財産からは、「監査報酬」「売買委託手数料」などの費用が差し引かれる。
また、換金時に「信託財産留保額」がかかるファンドもある。
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